FXで4か月間頑張ってみた結果と,その結果から見た今後について書きます.まだ1月終わっていませんが,まあいいでしょう.
4か月間の取引データ
まず直近4か月の取引データを示します.GMOクリック証券のFXトレード日記から抜粋です.(なお,FXの損益ページで示した数値との差分は,SBI証券FX口座の分です.)
2018/10 | 2018/11 | 2018/12 | 2019/01 | ||
決済損益 | +119,950円 | +419,492円 | +263,538円 | +560,871円 | (1) |
スワップ損益 | +91,690円 | +193,490円 | +162,290円 | +91,470円 | (2) |
決済数量(合計) | 350単位 | 1,489単位 | 1,895単位 | 2,750単位 | (3) |
決済件数(合計) | 36件 | 152件 | 112件 | 114件 | (4) |
決済利益 | +136,950円 | +614,599円 | +292,630円 | +601,229円 | (5) |
数量あたり決済利益 | +434円 | +443円 | +164円 | +234円 | (6) |
決済数量(利益) | 315単位 | 1,387単位 | 1,780単位 | 2,560単位 | (7) |
決済件数(利益) | 32件 | 140件 | 105件 | 104件 | (8) |
決済損失 | -17,000円 | -195,107円 | -29,092円 | -40,358円 | (9) |
数量あたり決済損失 | -485円 | -1,912円 | -252円 | -212円 | (10) |
決済数量(損失) | 35単位 | 102単位 | 115単位 | 190単位 | (11) |
決済件数(損失) | 4件 | 12件 | 7件 | 10件 | (12) |
平均建玉数 | 9.72 | 9.80 | 16.9 | 24.1 | (13)=(3)÷(4) |
月間獲得pips | 123pips | 428pips | 156pips | 233pips | (14)=(1)÷(13)÷100 |
勝率 | 0.89 | 0.92 | 0.94 | 0.91 | (15)=(8)÷{(8)+(12)} |
感じた課題
利食いが早い
スキャルピング主体なので,そもそも利食いは早くて当たり前ですが,数量あたり決済利益(6)をみるとさすがに早すぎる気がします.私が取引しているUSD/JPYとEUR/USDは,スプレッドがそれぞれ0.3pipsと0.4pipsと小さいですが,これでは手数料の割合が多すぎますね...
2018/12と2019/01でさらに利食いが早くなっている理由は,平均建玉数(13)を増やしたからだと思います.pipsで見ておらず,金額で決済してしまっているということなのでしょう.
取引回数が多い
決済件数(8)がだいたい月100件ちょっとなので,実働20日として1日平均5件程です.仕事がちょうど忙しかったというのもあるのですが,かなり疲れました.これをずっと続けるのは難しいと感じます.
ポジションの持越しが多い
私はマイナススワップのポジションを持ち越さない特性があるため,スワップ損益(2)の大小=ポジション持越しの大小になっています.
ポジションの持越しは,勝率(15)が高い原因になっていると思うし,スワップポイントもおいしいのですが,これはここ4か月間がレンジ相場だったから成り立つことだと思います.いつかこれで資産をとばす自信があるので,戦略を考えたいです.
今後の方針
pipsで考える
取引をpipsとして考える習慣が無かったので,pipsで考えることで金額に引っ張られない取引ができるよう心がけます.それにより数量あたり決済利益(6)を伸ばすことができれば,取引回数を減らすことができると考えています.
ただ自然に考えれば,数量あたり決済利益(6)を伸ばすと勝率(15)は落ちるので,落としどころを探ってみたいと思います.
徐々に建玉数を増やす
pipsを意識してみたところで,実際に大きな金額を扱うことには慣れが必要です.徐々に平均建玉数(13)を増やして慣れていきます.
まじめに損切りする
一応,上位足を見たうえでポジション持越しをしているので,下位足でレートが逆行したからといって必ずしも損切りする必要はないと考えています.しかし自分にとって都合の良い時間足が,だいたいいつも存在するというのも事実なので,もう少しまじめに損切りしようと思います.
2019年の目標
第一目標は退場しない自信をつけること.
数値目標は以下とします.
月間獲得300pips × 平均建玉数50 = 月間利益150万円