FXにおいて,数秒~数分の短時間の取引を繰り返し,薄利を積み重ねるスタイルをスキャルピングといいます.
現在私はスキャルピング主体の取引をしていますが,もともと意図して始めたわけではありませんでした.
ある程度利益が安定してきた今,なぜ私がスキャルピングに流れ着いたかを含め,思うところを書きます.
取引のスタイルについて
FXにおける取引のスタイルは大きく分けて以下の3つがあります.
- スキャルピング
- デイトレード
- スイングトレード
ざっくり言えばスキャルピングは取引の時間と値幅が一番小さく,スイングトレードは一番大きく,デイトレードはその中間となります.詳しい説明が必要な方は調べてみてください.
なぜスキャルピングに流れ着いたか
流れ着いたというよりも,FXを初めて触ったときの薄利決済から抜け出せていないというのが正直なところです.
サラリーマンが副業でやるならデイトレードというイメージがあったので,実は私も徐々にデイトレードに寄せていこうと思っていました.
しかし今となっては,スキャルピングのほうがサラリーマンに向いているのでは?くらいに思っています.(性格の問題もありそうですが.)
スキャルピングについて思うところ
経験値の貯まりが早い
スキャルピングは時間軸が短く,取引回数が多くなるため,経験値の貯まり方が他の2つと比較にならないほど早いです.チャートを見ている時間も圧倒的に長く,これは修行の過程では明らかなメリットです.
ゆくゆくは短い時間軸での経験を長い時間軸で活かすことが可能です.そもそもスキャルピングはデイトレの時間軸の動きを気にしながら行うものなので,デイトレと併用することも可能と思います.私はそうして損切りを減らしているつもりです.
結局デイトレでもチャートに張り付きたくなる
私がデイトレに移行できずにいる一番の理由かもしれません.確かにデイトレは取引回数が少なく,サラリーマン的に楽だと思うのです.
ただ,エントリーしたいと思うタイミングに,都合よくチャートを見ていることがサラリーマンには難しいため,エントリーと決済を理想に近づけるのがとても難しいと感じています.会社でチャートを見たくなってしまうのは,フェアじゃないですし.
それならば,自分が見ている間に取引が完結するスキャルピングのほうが,研究のしがいがあると思っています.
資産を増やすことだけを考えたら最強
相場は常に波のように動いているため,長い時間軸であればあるほど大きな寄り戻しが発生しています.その寄り戻しの波にも乗って利益にしようというのがスキャルピングの考え方なので,理想の取引ができれば当然利益は3つのスタイルの中で最大になります.この1点だけでも,やりがいを感じませんか?