パソコンから異音が発生し,起動も失敗するようになってきたので,6年ぶりに新調しました.
パソコンを組む身として,組んでみた記事はとても参考になるので,書いておきます.
パソコンの用途
普段使いパソコンなので用途は雑多ですが,重そうなものとしてはネットゲーム(メイプル,メイプル2,CSGO)と,ときどき動画のエンコードくらいです.そのため最上位は目指さず,そこそこコスパの良い範囲で止めることにしました.
また,チャートを見ながら他のことをしていることが多いため,現状(フルHDx2枚)よりもディスプレイを広くすることにしました.
パーツの構成
- CPU
- Intel Core i9 9900KS
- CPUファン
- Scythe 忍者五
- グラフィック
- Palit RTX2070SUPER 8G JS
- 電源
- Corsair HX850i
- メモリ
- G.SKILL DDR4 PC4-28800 16GB x2
- SSD
- CFD M.2 2280NVMe Gen4 1TB
- ケース
- FractalDesign Define R6 BK
- マザーボード
- GIGABYTE Z390 AORUS MASTER
- モニタ
- DELL P2418D x2
これで28万円くらい.他のパーツ(光学ドライブ等)は使いまわすことにしました.
モニタ以外はドスパラで購入しましたが,キャッシュレス還元+クレカポイント+キャンペーンで2万円くらいはキャッシュバックされるみたい?(よくわかっていない)
気にしたことなど
パーツを選んでいる途中で気にしたことや,気になって調べたこと,組んでいて困ったことを書いておきます.
IntelにするかAMDにするか
最近AMDのRyzenが非常に好調だそうで,実際コスパを考えるとRyzenが優位かもしれません.ただゲーム用途においてはIntel系のほうが少し優位という点と,Intelの謎の安心感で,今回は9900KSにしました.9900Kでなく9900KSにしたことに,特に理由はありません.
9900Kは空冷で大丈夫なのか
9900Kは爆熱で有名らしく,下手なCPUファンやマザボだと使い物にならないみたいです.調べた限り,忍者五と同等以上の冷却性能であれば空冷で問題なさそうだったため,今回は忍者五にしました.また,マザボにはCPU用電源を生成する回路があり,そこの熱が問題になる場合もあるそうです.今回はその部分の冷却能力が高いと評判だったAORUS MASTERにしました.
メモリ・SSDの通信規格
メモリとSSDはコスパ重視で選びました.DRAMはDDR4-3600のもの,SSDはNVMe Gen4のものにしました.6年前と比べると驚異的な変化ですね.
CPUファンとメモリの物理的干渉
忍者五などの大型空冷ファンは大型のヒートシンクをもっているため,周辺部品とぶつかることがあります.実際今回の組み合わせでは,メモリの背が高いせいか少しぶつかってしまいました.ただし,忍者五のファン取付位置を少しずらすことで特に問題にはなりませんでした.
ケースの作業性
ケースは定番のFractalDesign R6にしました.満足していますが,最近の”魅せるPCケース”ブームの煽りを受けてか,少し作業性が犠牲になってるかなと感じました.また,ケース付属のファンコントローラハブの接続をどうしようか少し悩みました.結局SATA電源のみ接続し,PWM接続はしないことにしました.個人的には以前のファンコンでよかったですね.
モニタをどうするか
トレーダー感あふれる4画面をしてみたかったのですが,モニタアームとモニタ4枚にすると机ごと買い換えないといけないため,諦めました.代わりに解像度をフルHD(1920×1080)からQHD(2560×1440)に変更しました.3辺フレームレスだし回転もできるし,いいモニタだと思います.ただ,インチ数をあまり大きくしなかったため文字が小さく,目が疲れそうな予感があります.
まとめ
わりと慌てて組みましたが,いい買い物ができたと思います.ベンチマークは興味がないのでやっていませんが,CSGOなどのFPSをやってもファンがうなることもないので,しばらく困ることはないでしょう.まあ夏にならないとわからないかもしれませんが.
長く使うもの,よく使うものにはお金をかけようと思って生きていますが,躊躇なくお金をかけられるように投資も頑張っていきたいですね.